先日、平日休みだったので、息子が10月から参加している、幼稚園のサッカークラブの様子を初めて見に行きました。
勝ちたがり、悔しがる姿が父は嬉しい。
まずは楽しそうにやっていて安心しました。
「楽しい」と話しているのは聞いていましたが、やはり実際に見てみるまでは心配だったので。
3月末の生まれで、周りの子と比べると明らかに小さな体ですが、サッカーボールを使った鬼ごっこや相撲などのゲームでは、「絶対勝つ!」と気合い入れて頑張っていました。
ゲームで負けると、「あ”~負けたぁ~~~!」と悔しそうにしている姿を見て、僕はちょっと嬉しかったです。
ドリブルシュートの練習も、必死にボールを追いかけて、ゴールを目指していました。
途中、ちょっとした合間に嬉しそうに僕のところに寄ってくるので、「カッコいいところ見せてね!」というと「わかったよぉ~」とニヤニヤしながら答えてくれます。
期待して、練習の続きを見ていたのですが・・・
皆がシュートを打つことに楽しみを感じるわけではないらしいが・・・
試合形式の練習が始まると、急にやる気が見えなくなりました。
近くにボールが来ても、全く追いかけようとしない・・・
これ、仲間たちは皆反対サイドへ攻撃してるんですよ。
にもかかわらず、息子は1人だけ自分たちのゴールエリア付近で影と遊んでます(-_-;)
父、ちょっとイライラ・・・
かと思えば、味方チームのゴールが決まれば、シュートを決めた友達と嬉しそうにハイタッチ。
そして、相手にゴールを決められた後は、再スタートのキックオフの役目だけは他の友達を押しのけて自分がやろうとします。
いったい我が子は何がしたいんだろうか・・・?
練習後、コーチが「どうでしたか?」と聞いてきてくれました。
「いやぁ・・・」みたいな反応を一瞬したら、「まぁ、これからですよ!」と素早い返し!
まだ僕何も言っていませんが、言いたいことは分かっていたみたいです(笑)
「ごちゃごちゃしたところでプレーするより、後ろの方で守っていて、転がってきたボールを蹴り飛ばすことの方に楽しみを感じたりする子も必ずいるんですよ。でもこれからきっとシュートして点を獲るという楽しさも、分かってくるはずですよ。」
と、言ってくれました。
僕も本人に「どうしてみんなみたいに、ボールを追いかけてシュートしないの?」と聞いてみました。
すると、「だって、敵に点取られちゃうから」との回答。
やる気無さそうだった姿を見ちゃうと、どうしてもサボっていただけなんじゃないかと思えてしまうので、本心かどうか分かりませんが、一応誰かが守らなくちゃいけないという、ちょっとお兄さんな意識はあるみたいです。
ディフェンダー気質なのか?
これはこれで感心出来るところではあるんですが、守るにしてもあまり必死さが見えず、父親としてはもっと子供らしい必死になってボールを追いかけ、ゴールを目指す姿を見たかったなというのが本音です。
本人は楽しんでやっているんだからとりあえず良いけど、いずれはディフェンダーやるにしてももっと積極的なプレーが出来るようになってくれたらなと思います。
勝ちたい、負けると悔しいという気持ちは持つようになったんだから、勝つためにどうしたら良いのかということも、少しずつ考えていくようになるでしょう。
それまで気長に待とうかね。頑張れよ!息子!
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