息子が補助輪なしの自転車に乗れるようになった!

息子が補助輪なしの自転車に乗れるようになりました。

「自転車の練習をするよ!」というと、「え〜また来週にしようよ」と、全くやる気なしの息子でしたが、毎週日曜日の週1、約15〜30分の練習3回目で無事乗れるようになりました。計1.5時間くらいかな?

子供が自転車に乗れるようにするのは、親の使命の1つと言っても過言ではないですよね。

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ヘタレ卒業???

1回目は、もうほとんど練習になりませんでした。

近所の公園でやったのですが、怖がってもうやる気なし。
すぐに滑り台や、ブランコで遊びなくなってしまって、15分くらいで終わってしまいました。

それでも、なんとなく「そんなに苦労せずに乗れるようになるんじゃないかな?」という手応えはありました。

 

2回目以降は、遊具があると気が散るので、公園ではなく家の前でやりました。

コンクリートなので、転んだら怪我するかもしれませんが、自転車の練習に怪我はつきものです!

とは言え、なるべく怪我させないように、気をつけてやりましたよ。

けど、ちょっと手を放してみた時に、1度だけ派手に転んでしまい、大泣きさせてしまいました。

僕も必死にカバーしたので、幸い息子は打ち身程度で済みました。むしろ大流血したのは一緒に転んだ僕の方で…(^_^;)

派手に転んだので、当然すぐに再チャレンジする気にはならなかったみたいですが、説得したら頑張って練習再開してくれました。

これには僕も驚きました。絶対にやめて家に帰っちゃうだろうと思ったので。いや、今までの息子ならそうしてるはずでした。

「強くなってるんだな」

と、父は少し感動(笑)

そしてこれなら「乗れるんだ!」という自信さえ本人が持てれば、すぐに乗れるはずだと確信。

 

そして、3回目。

最初は「またお父さんに怪我させちゃいけないから・・・」とか、子供らしからぬ言い訳を考え乗り気じゃありませんでしたが、強引に誘って練習を始めました。

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そして・・・予想通り、補助輪なしの自転車に無事乗れるようになりました!

やはり、乗れると本人もご満悦でニヤニヤしてます。

ただ、まだスタートだけは支えながらなので、この練習をしなくてはなりません。

でもこれも僕なりのアドバイスをしたら、あっさりマスター。やるじゃねぇか息子よ!

夕方、用事を済ませて帰ってきた妻に、息子の自転車に乗る姿を披露。

驚いてましたねぇ~(笑)

夜、子供達が寝たあとに話しましたが、やはり息子の性格から、乗れるようになるには相当時間がかかると思っていたみたいです。

いやぁ、乗れるようになった本人は当然ですが、教える側も凄く嬉しいですね~

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親として1つの責任を果たした気分です。

ばけにすと流 自転車の教え方。

さて、今回自分なりに感じたり考えた、自転車を教える際のコツとうかポイントみたいのをまとめておきます。

2年後、3年後には娘にも教えなくちゃいけないし。

手は添える程度で脇の下。

自転車の練習というと、親が後ろについて、サドルや荷台を持ちながらサポートするイメージでした。

でも、これだとがっちり支えることになり、余計な力が自転車に伝わってしまい、かえってバランスを取りにくいんじゃないかと感じました。

なので、僕は息子の体を支えました。

自分で操作しやすいように脇の下に手を入れ軽く添える程度で、ぶれて寄って来た時に、倒れないように支えてあげました。

「うりゃ~っ!グッ!グッ!グッ!」

当たり前ですがもっともバランスを取りやすくする方法は、スピードを出して、前へ前へと進むことです。

その為には、ペダルを「グッ!」と踏み込まなくてはなりません。

息子には、「ゆっくりだと止まって横に倒れちゃうよ。でも速く走れば前へと進むから転ばないんだよ。だから最初に『うりゃ~!』と踏み込んで、2回目3回目も『グッ!グッ!』と頑張って漕ぐんだよ」と言いました。

長嶋監督流です(笑)

慣れたら横からサポート。

最初のうちは、恐怖心からどうしてもゆっくりとしか進めないので、先程書いた通り、後ろから脇の下に手を添えたり、ハンドルを一緒に操作して、バランスを取り方を教えました。

これは最初のうちだけだと思いました。

慣れてスピードが上がってくると、後ろから後部タイヤを跨ぐ感じで追いかけるのは難しく、サポートしたくても出来なかったりします。

スピードが上がってきたのでちょっと手を放してみたら、すぐにバランスを崩して、派手に転んでしまいました。自転車の練習には付き物とはいえ、ちょっと申し訳なさを感じました。

で、試しに横から(僕の場合は左から)のサポートにしてみたら、これがなかなか良かった。

跨ぎながらじゃないので、スピードが上がっても付いていき易いです。

サポートの仕方は、横から両脇(または肩)に手を当てる感じで、大丈夫そうならその手を浮かせます。

反対側(右側)に転びそうだったら、右手で右脇(肩)を軽く押してあげ、自分の方(左側)に転びそうになったら、左手で左脇(肩)を押してあげます。

正直、最初からこれをやってれば1度も派手に転ばすことなく出来ていたんじゃないかって気がして悔やんでます。

ハンドルと肘は真っ直ぐ。

「倒れないようにバランスを取るんだよ」と教えると、どうしてもハンドルを操作しようとします。

下手すると、「右に倒れそうになったら、左にハンドルを回すんだよ」と教えてしまうんじゃないでしょうか?

でも、交差点などで左折・右折や、Uターンしなければ意図的にハンドルを回すなんてほとんどないです。

ちょっと大袈裟かもですが、進む向きの調整は体重移動が全てで、それがしやすいようにハンドルは動くようになっているんじゃないかって思います。

上手に乗れないうちに、意図的にハンドルを回したら一気に前輪が45度・90度曲がってしまい当然バランスを崩してしまいます。

とはいえ、「ハンドルを使うな」いうのは無理があるので、僕は息子に「ハンドルは真っすぐにしておくんだよ。もし使うとしてもこれだけ(ほんとんど動かさない)で曲がれるし、たくさん曲げると、こうやって倒れちゃうんだよ」とやって見せました。

また、真っ直ぐを維持しやすいように、「肘は曲げないでピンと伸ばす!」とちょっと極端なことも言いました。

無茶苦茶かもしれないけど、もうちょっとなんだけどなぁ~って時に、これを教えたら一気に上手になりましたよ。

転ぶわけがない!

上手に出来ているのに、もうその技術はあるはずなのに、ちょっとバランスが崩れそうになると、怖がって止まって足を降ろしてしまいます。

それで止めてしまっていてはいつまでたっても、乗れるようになりません。

これは精神論になりますが、少しバランスが崩れそうになった時、転ぶことを考えるのではなく、諦めずに盛り返すことを考えるように言い聞かせました。

「おっとっと、ぱた・・・」

じゃなくて、

「おっと、でも転ばねぇよ!てか、転ぶわけないし!」と考えなさいと。

マインドコントロールですな(笑)

ペダルは待っていればやって来る。

これは、スタートの練習のポイントです。

走り出してから、バランスをとることは出来るようになりましたが、止まって足をついた状態から、スタートするっていうのが結構難しかったです。

とりあえず「『グッ、グッ』と漕いでごらん」と2漕ぎくらいすれば届く位置で待ってみました。

やはり、地面に付いていた足を、2漕ぎ目のペダルに乗せるのが難しいようで、下を見ながら恐る恐るやって、たいてい最初の1漕ぎで終わってしまいます。

そこで僕が息子にしたアドバイスは、

「下を見なくて大丈夫!最初の1漕ぎ目を力強くグッと漕いで、反対のペダルは、足を地面から離して、この位置(次に踏み出し易い位置)で待っていれば、勝手にやってくるから」

です。(言葉だけじゃわかりにくいかな?)

これを息子に伝えたら、5回くらい繰り返したら出来るようになりました。

我ながら、名言だったと自画自賛(笑)

父を信じろ!

やはり、怖いや痛い思いをすると分かっていることを、やりなさいって言われてやるには、その指導者を信用出来ないといけないと思います。

なので、実際にやって見せることも大事だと思います。(僕は息子の小さな自転車で窮屈ながらやってみせました)

また、ちょっとでもバランスとれたり、小さな進歩が見れたら、「出来てる!出来てる!」「すごい!すごい!」みたいに大袈裟に誉めました。そうしたら「ちゃんと言われた通り頑張れば、進歩するんだ」と思ってもらえるんじゃないかな。

息子には秘密ですが、支えていても「触っていなかったよ!」と気づかなそうな嘘も付きましたね。

また、「絶対にお父さんが乗れるようにしてあげるから」と言い続けました。

 子供に自転車を教えてみて。

どうでしょう?

教えてる身だったので、写真が無くてわかりにくかったですかね。(載せた写真は妻が撮ってくれたものです)

自転車を教えるという、人生初の経験でしたが、正直、感覚的なことばかりのアドバイスだなぁと、自分でも思いました。でもこの感覚的なことが大事で、それを伝えるには、こんな教え方になるのかなぁと思いました。

無茶苦茶に思えるかもしれませんが、もしどう教えたら分からないと悩んでいる方がいたら、ちょっとだけ参考にしてみてください。

僕も、娘が自転車の練習を始めたとき、また思い出して教えてあげようと思います。

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