泣けた!水戸黄門漫遊マラソン2022

10/30開催の水戸黄門漫遊マラソンに参加してきました。

春のかすみがうらマラソンから半年。いよいよ目標のサブ3をかけた今シーズンの開幕です。

とりあえず今回は当日を振り返りながら、感想を。

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スタートまで

僕は龍ケ崎市に住んでいますが、水戸まで電車で行こうか、車で行こうか、前日の夜までずっと悩んでいました。

電車なら乗車時間は1時間位(+自宅から駅まで15分)だけど、どれくらい混むだろうか?座れないだろうから疲労が心配。料金は2000円ちょっと。

車なら下道なら安く済むけど、1時間40分位か。何時に着けば駐車場確保出来るだろか?

結局、疲れたくない、安く済ませたいで、早起きして車で行きました。5時過ぎに出発して、コンビニでおにぎり1個とコーヒーを購入。6時30分頃に到着して、水戸駅南側で上限500円の駐車場を無事確保出来ました。7時着位でも大丈夫だったかも。

駅を抜けて受付会場へ向かいます。

駅近で楽チンです。7時の開場より少し早かったけど、既に開いていたので受付もサクッと終了。

受付後、早速良い感じに催してきたので、ガラガラのトイレで出す物出して一安心。体育館で、追加朝食で前日買っておいたどら焼き食べたら、着替えと携帯品の確認をして、軽く会場を散策。

あまり会場はお祭り感は無かったかなぁ。出店ブースとかも少なく感じました。もっと違うところにあったのかなぁ?

9時のスタート45分前位に、荷持を預けて、最後にトイレに寄りスタート地点に向かいます。今回もシューズはエンドルフィンプロです。

スタート付近で、軽くストレッチをしてから、自分のBブロックの最後方に入りましたが、20分前だともう入り切らないくらいでした。後ろになるのは仕方ないけど、もうちょっと1ブロックあたりのスペースを広くしてほしかったかな。

スタート〜10km

スタート直前、近くにいた過去にも参加している方が「5km位までは混んで走りにくいかなぁ」と初参加の方に話しているのが聞こえて、めっちゃ不安になります。すぐ後ろには3時間30分のペースメーカー。つまり暫くは4分50秒ペースが続く可能性があります。

そしてついにスタート!最初だけ5分以上かかってしまいましたが、その後は恐れていたほど遅くはならなかっものの、自分の予定ペース(4’15″/km前後)で走れるようになったのは、確かに5km位からでした。

前半は県庁前だったり、市街の主要道路を走りますが、沿道では車屋さんとか色んなお店の方も、営業中にも関わらず大勢で応援してくれて嬉しかったですねぇ。

10〜20km

5km以降は予定ペースで走れていましたが、調子は良くないです。ハーフまでに前半の遅れを取り返そうと、4’10″/km程度に上げますが、13km位でもう前腿が張ってます。木曜にやったレース前最後の刺激入れで筋肉痛になっちゃったのですが、抜けていませんでした。

ここは無理せずハーフまで我慢して後半勝負にすることにしましたが、本音を言うとこの時点で今日のサブ3は無理だと諦めていました。

20〜30km

正直20kmまでにバタッとくるかと思っていましたが、太腿は張って重たいものの、疲労感はさほど無かったので、この時点でハーフ過ぎから後半上げて行くことに決めます。

と思ったら、ハーフ手前で線路を越えるのにアップダウン、直後に折り返すのでまたアップダウン。一瞬心が折れそうになりましたが、ここをこらえていざペースアップ!ハーフ時点で2分程度の借金ペース。もう一度4’10″/kmペースへ!

…のつもりが、いまいちペースが上がりません。上げようと思えば上げられるんですが、それをしたら最後まで保てる気がしない。もう開き直ってラスト10km勝負にかけます。4’05″/kmでいってやる!

30km〜FINISH

まぁでも無理ですよね。解ってましたよ。

当然のように30kmから、疲労を感じ始め、動きが重たくなりややペースダウン。太腿の張りも強くなってきました。残り10km時点でサブ3は現実的に不可能と判断し、4’20″/kmで最後まで粘る事を目指します。

この後少しの間だけ楽に感じて戻せそうになったのですが、34km過ぎで脹脛が「ピクピクっ」となります。やはり来ちゃいましたよ。慌てて携帯していたコムレケア(芍薬甘草湯)を飲みました。

36km位からはいよいよやばくなって来たので、意図的にペース落とします。そしてさらに目標を下げました。

「完走しよう」

実は初フルマラソンから、ほぼ丸10年で、通算10回以上参加していますが、最後まで歩かずに走ったのは、2回目の時だけで、9年以上走り切れていません。ここでしっかり走り切れれば自信にもなるし、また次に繋がるはず!脚は終わってるけど、気持ちは死んでいません!

腿、脹脛をピクピクさせながらも、完全に攣って止まってしまわないよう、走り方も変えて慎重に進みます。相当なペースダウンと思っていましたが、実際は5’00″/km位に抑えられていたのは意外でした。

ラスト1kmで水戸黄門漫遊マラソンの名物?であり最大の難所の激坂。噂には聞いていたけど想像以上の激坂。それでも歩きません!歩いているように見えるかもしれないけど走っています!

最大の難所を乗り越え、ラスト約500m。ゴール目前でテンションが上がったのか、気持ちも楽になったし、芍薬甘草湯が聞いたのか足攣りも和らいでペースも少し上げられて、笑顔で気持ち良くフィニッシュすることが出来ました!

自己ベスト更新!

結果はこちら!

目標のサブ3には遠いですが、かすみがうらマラソンでの自己ベストを12分ちょっと更新することが出来ました!

この結果について思う事や、分析・反省はまた次に書くとして、最後まで歩かず走り切っての自己ベストだったという事は、自分を評価したいですね。

ちなみに、15km位からかなぁ?急に距離表示とGPSのズレが大きくなったんですよねぇ。10m前後だったのに50m位に。30km位では200m位ズレてたような…。けど周りのランナーも自分と同じ位でピピッとなっていたし、Twitterとか見てても最終的に200〜300m長くなった人が多いような気がしました。蛇行したり大回りしたりするだろうから、仕方ないとは思いますが…

大会の感想

コースはきつかったです。最後の激坂は勿論ですが、それ以外にも印象にはあまり残らないけど、地味にきついアップダウンが多くて、何というか一気にペースアップしたり、リズムを変えにくかったかな。

フルマラソンの参加が少ない方や、自分のようにまだまだトレーニング次第で記録が伸びるであろう方を除いて、トップレベルの人が記録を狙うのは難しいコースかな。

あと、もっと会場がお祭り感あれば良いのにと思いました。出店とか無かったんじゃないかなぁ?ご当地のグルメや名産を推しだしても良かったような気がします。ご時世的に難しいのかなぁ。駅前は別のイベントで盛り上がってましたけど(笑)

でも、水戸黄門漫遊マラソン、すげー良いです!楽しいです!めっちゃ満足度高いしオススメです!

最後に水戸黄門漫遊マラソンのオススメポイントを上げておきます。

駅から近い

今回は車で行きましたが、電車利用のランナーには会場が駅から近いのは嬉しいですよね。余計な体力使わないし、帰りも疲れた体にも優しいです。駅から(まで)またシャトルバスとかマジ地獄ですから…。

コースが楽しい

駅前の通りからスタートし、前半は県庁付近だったり主要道路を走るので、大会だからこその車道を専有してる感があります。中盤は自然の中を走り、スタジアムや競技場など大きな建物の近くも通り、後半は観光名所である、偕楽園の中を通り、黄門様・助さん・格さんの応援あり、千波湖畔を周り、幻想的な演出のトンネルを潜り、激坂を越え、ラストは趣のある三の丸庁舎に真っ直ぐに向かってゴールと、最後まで飽きません。

ユニークな完走メダルとお洒落なTシャツ

水戸黄門漫遊マラソンの完走メダルといえばこれ!

印籠!「これが目に入らぬか!」と、どうどうと完走を自慢できます(笑)

そして、参加賞のTシャツも毎年お洒落です。

応援が最高

やっぱこれですよねぇ。地元全体でランナーを歓迎してくれてる、応援してくれてる感があります。さ

最初の方にも書きましたが、住民の方は勿論、学生・児童、多くのお店や企業の従業員の方が沿道に出て応援してくれます。完全に応援が無くなるポイントなんてあっただろうか?

そしてその中でも特に38~39kmくらいのトンネルは最高でした。

暗い中で大勢の人がペンライト?みたいな物を持ってイルミネーションを演出し、物凄い声援を送ってくれます。マジ凄いです、めっちゃ感動して身震いします。ぶっちゃけ僕、涙出ました。

丁度39km位が一番きつくて更にペースダウンしかかっていたところでしたが、ここで元気もらいました。生き返りました。最後まで頑張れたのこの声援のおかげです。

水戸黄門漫遊マラソン未経験のランナーへ

是非あなたにもこの感動を体験して欲しいです。

水戸黄門漫遊マラソン、マジすげーっすから!

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