かすみがうらマラソン2022で撃沈の理由を考える

前回書いた通り、かすみがうらマラソンで、3年半ぶりにマラソン大会に参加し、3時間19分45秒(ネットタイム)で9年ぶりに自己ベストを更新し、ランニングを初めて10年ちょっとでようやくサブ3を達成しました。

しかし、この結果は嬉しいものではなく、非常に悔しいものでした。

ここ数年でランニングの取り組み方が変わり、大会に参加できていなかったけど、これまで目標としていたサブ3.5はいつでもクリアできる自信がついていたし、1年以上前の練習の段階でもGPS計測ながら、リュックを背負って・ジョグ用のシューズ・ウインドブレーカーを着込んで・・・という条件でも、3時間30分は切れていました。なので荷物なし・レース用カーボンシューズ・ウェアも軽装で・・・と完全レース仕様で挑んだ、今回は3時間10分、あわよくばサブ3を目指した大会でした。

しかしながら、その結果が記録がこれではね・・・(T_T)

今回、なぜ30kmを超えて気持ち悪くなってしまったのか?さらに今までに経験したことの無いような足攣りをしてしまったか、今後の為に考えておこうと思います。

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原因かも① そもそも実力不足

もしこれが根本的な原因だったとしたら、もうごめんなさい。サブ3なんて言葉を出した自分が恥ずかしい限りです。ペースもオーバーペース過ぎたって事だし、もっと練習しますとしか言えないです。

でも練習の手応えから考えたらサブ3とまではいかなくとも、3時間10分は現実的な目標設定だったと思うんですよね…

原因かも② ランニングフォーム

これは、走って終わってパンパン&キュゥーってなっている前腿を見た時に、冷静になって気付いたことですが、腰高・前傾姿勢を意識して走れていなかった気がします。

決してフォームを意識していなかった訳じゃないです。「リラックスして走ろう」「脹脛で蹴らないように気をつけよう」とかは意識していました。ただ、意識しなくちゃいけないことが多すぎなのと、ペースにばかり気を取られて、真下着地とか、前傾姿勢とか、お尻を使ってとか、全部に頭が回らなかったですね。特に疲れが出てきてからは、必死になりすぎて冷静に走れなかったのかなぁと感じています。

頭で考えなくても良いように、体に染み込ませなくちゃならんですね。

原因かも③ 脱水症状・塩分不足

これは水分の摂り過ぎに気を付けた事が裏目に出たかもしれません。

毎回マラソン大会に出ると、水分取りすぎてお腹がチャッポンチャッポン言いながら走ってるので、今回は給水で飲みすぎないように気をつけ、一応ほぼ全ての給水所に寄ったものの、前半は毎回ペットボトルのキャップ1杯程度の水を位しか飲みませんでした。スポーツドリンクも30km付近の給水所まで取りませんでした。

その結果、脱水症状になってしまい、32km頃から気持ち悪くなってしまったのかもしれません。そして足攣りの原因はスポーツドリンクを取らなかったことによるナトリウム不足なのかも。

そういや、周りの人は早い段階から汗びっしょりなのに、自分はそこまでかいていなかったのもちょっと気になってました。暑いんだか寒いんだか分からない気候だなぁって感じていました。(実際にはTシャツはしっかり塩吹いていました。)

原因かも④ 補給食が合わなかった

スポーツドリンクを取らなかったのは、ベタつくのとさっぱりしないからなんですが、もう1つの理由は補給のジェルがあったからです。

今回は、WINZONEのエナジージェルを12km・22km・32kmで摂る予定でした。イベントのお試しで貰った事があり、美味しかったので今回用意しました。

今までこういった濃厚なジェルはあまり使っていなかったので、他の製品との比較は出来ないのですが、いざレース中に食べてみると、結構重たく、食べることが負担になる感じがしつつも、エネルギー切れしないようにと信じて食べたので、それが気持ち悪くなった理由って可能性もあるのかなぁ?と。

普段から走りながら給食する練習も必要かもしれません。

原因かも⑤ サポートタイツを履かなかった

これまでハーフ以上のレースの時には、ロングタイツ(MIZUNO BG8000)を履いていましたが、今回はあえて履きませんでした。

理由は熱く感じるのと、一般的にも言われる通り、膝関節の動きを制限している感じがするので、履かない方がよりスムーズな動きで、パフォーマンスも上がると思ったからです。

ただ、着圧による疲労軽減が無くなるのはものすごく不安だったので、せめて脹脛はカバーしたいと、代わりにカーフタイツを用意しました。

評判が良かった岩間縫製のカーフタイツ。初めて知ったけど、付けた感じは悪くない。ただちょっと着圧が弱かったかなぁ?

あと、僕は長時間走ってると腰が痛くなるので骨盤サポートも兼ねてショートタイツをネットで購入したのですが、届いた商品にキズがあったので交換をお願いしたものの、用意した交換品も同様の状態とのことでキャンセル処理となった為、膝から上はサポート無しで挑みました。

結果、予想通り今までよりも動き易く、快適に走れたものの、これまでに経験したことのない足攣りになってしまいました。自分が思っていた以上にロングタイツの恩恵を受けていたのかもしれません。

勿論、これまでとはペースも違うのでサポートタイツを履いていても、同じ事になったかもしれないけど…

ただ、サポートが無くても走れる強い足を作らくちゃです。

原因かも⑥ カーボンシューズに慣れていなかった

何気にこれが原因なんじゃないかって気が結構してます。

レース用のカーボンシューズ(サッカニー エンドルフィンプロ)で走りましたが、これまでにこのシューズで走った回数は3回。うち2回はためし履きで短い距離を軽く走っただけで、まともに走ったのは1ヶ月前の30km走1度だけ。

その時に3’15″/kmペースでいける自信を得たのですが、20km超えてから急に疲労が来たのも確かで、速く走れる反面、怖さも感じでいました。

普段はカーボンシューズを履くことは無いのですが、もっとカーボンシューズに慣れておく必要があったかもしれません。感覚は掴めていても筋肉が慣れていなかったようです。

ちなみに、エンドルフィンスピード2ではなく、プロを選んだのは、プロの方がスピードが出るからというよりも、感触が好みだったからです。

スピードは柔らかくて優しい感じで評判が良いのも納得なんですが、かえって僕には柔らか過ぎて力が逃げる感じで安定しにくい気がしました。そのせいで膝に違和感が出るような…

エンドルフィンスピードの柔らかさでも、ブレずに安定して走れたなら、プロでさらに恩恵を受けれる気がするので、そうなるように併用して使っていきます。

原因かも⑦ 最後の調整ミス

1ヶ月ちょっと前に30kmをレースペースで走り、3週間前に3時間走、10日前に19kmをレースペースで走って、負荷のかかるトレーニングは終わりにし、残りは疲労を溜めないことを1番に考えて、軽めの練習をしてきましたが、ちょっと軽くするのが早すぎたかなぁ…って気もしています。

本当は日曜にそれなりのペースで20kmやりたかったんですが、左膝に違和感が出始めていたのでグッと我慢してました。

結果、ちょっと緩めすぎたかなぁ?と。

今後の練習について

色々と撃沈の原因と思えることがありましたが、結局、どれが本当の原因かわからないし、全てが原因なのかもしれません。

結局はもっと強くなれるよう練習するしかないんだろうな。姿勢・スタミナ・スピード・筋力・内臓・体幹とあらゆるすべての面で。

けれども、あまり月間走行距離はそこまで拘りたくないというか、増やしたくないです。今の練習量(月間200km前後)でも故障しかけてるので。

増やしても250kmまでかなぁ。増やせるか分からないけど。ただ、あくまで僕の場合ですが、2ヶ月前からの月1〜2の30kmペース走・ジョグや3時間LSDでは、駄目な気がしてきました。これらはレース予定が無くてもやるべきで、出来て当たり前のメニューにする必要がありそうです。

その上で、フルマラソン2ヶ月から1ヶ月前あたりでは、1度40kmジョグをやる必要があるなと考えます。きついけど、練習でやらなかったことは本番で出来ないことがもうはっきりしたので。

そうした結果、もしかしたら月間距離230〜250kmくらいになる月もあるかもしれません。

秋冬の参加レースについて

参加レースは分かりませんが、秋冬にはマジでサブ3獲りに行きます!

アクアラインマラソンで40km走を兼ねて参加し、1ヶ月後につくばマラソンで勝負と考えていましたが、今年は1週違いの開催で連闘になってしまいます。

他の大会も同時期の開催ばかりで、レース選択に悩んでいます。アクアラインは思い入れがあるのでなるべく参加したいのですが、タフなコースで記録は狙いにくいんですよね…

ひとまずこれで3年半分の思いを込めた大会が終わり、次のシーズンに向けて再スタートです。夏をどう過ごすかが大事ですね。頑張ります!

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